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高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン

文春新書 1497
五味洋治/著
著作者
五味洋治/著
メーカー名/出版社名
文藝春秋
出版年月
2025年6月
ISBNコード
978-4-16-661497-4
(4-16-661497-5)
頁数・縦
255P 18cm
分類
新書・選書/教養 /文春新書
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出版社からのコメント

圧倒的取材力!親族の新証言、晩年の衝撃写真も収録し、高容姫の激動の人生を追うノンフィクション 北朝鮮の最高指導者、金正恩総書記の母である高容姫は、大阪で生まれ、鶴橋のコリアタウンで育った。北朝鮮に「帰国」したあと、その美貌でトップレディの座を射止め、故金正日総書記との間で金正恩をはじめ2男1女を産み、育てた。だが、北朝鮮では誰でも彼女のことを知っているのに、口にするのはタブー中のタブーだ。そもそも金正恩自身、公の場で自分の母親については一切話していない。過去には彼女を「朝鮮のオモニ(母)」として偶像化する映像が作られた。しかし、映像は封印され、密かにコピーされたものが北朝鮮の庶民の間に広まっている。なぜ、高容姫は北朝鮮の歴史から抹殺されてしまったのか?それは彼女が在日コリアンの出身であったからだ。日本から北朝鮮に帰国したコリアンたちは低い身分に置かれ、スパイの可能性が高いとして厳しい監視下に置かれていた。しかも彼女は金正日の正妻ではなく愛人であった。金正恩にとってかけがえのない母親は、彼の「最大の弱点」でもあるのだ。だからこそ、高容姫の生涯は謎に包まれてきた。そんな高容姫について、著者は粘り強い取材で謎を解き明かしてゆく。日本にいる「金正恩の伯父」に初めてインタビューし、高容姫の複雑な家族関係を直接語ってもらっている。日本で住んでいた家も初めて特定できた。北朝鮮に「帰国」するために高容姫の乗った船が、新潟港を出発する写真も入手した。容姫がまだ幼い正哲、与正とともに写った貴重なショットもある。高容姫は晩年、乳がんを患いパリの病院で治療を受けていた。その時の写真も関係者から入手した。晩年の面影は、驚くほど現在の正恩にそっくりだ。これらの写真には、金正恩も無関心ではいられないだろう。高容姫は日本での生活を懐かしみ、個人的に日本にお忍び旅行にも来ている。子どもたちには日本のことを話し、日本語を教えていた。正恩にとって日本は「千年の宿敵」などではなく。「親族が住む隣国」である。その深いつながりは、日朝の今後を考える上で、貴重な接点になる可能性もある。

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